建具の取り合い部シーリング工事
取合とは、建築用語で部材どうしの接続の仕方や接合の状態のことを指します。よく建築現場では「取合部(とりあいぶ)」という言葉が出てきますが、こちらは部材どうしの接触している部分になります。
下地目地プライマー処理
【シール充填】建具と躯体の取り合い部や目地等に行うのがシーリング防水です。シール材の種類は、ウレタン、変性シリコン、ポリサルファイド、ブチルゴム系などが一般的に多用されています。状況に合わせて最適なものを使用します。
シール抑え
完成
取合部は、地震などにより不具合が生じやすい箇所でもあります。一般戸建などは地震や劣化により屋根と外壁との取合に隙間が生じる場合があります。また、マンションなども取合部は劣化が出やすい場所でもあります。そのような箇所は雨漏りの原因になるなど様々な不具合が出てきてしまいますので、定期的に検査を行う必要があります。